講師紹介
ペベオ絵画修復エデュケーション・センターでは、絵画修復に必要な絵画技法・修復理論、写真撮影技術、化学、英語(実践英語、論文読解・作成)を専門の講師から学ぶことができます。
|加賀優記子(カガ ユキコ)
1984
パリ国立美術大学デッサン科に学ぶ。
ドミニク・ラルフェール修復工房にて修復技術を習得。
1986~1992
ルーブル美術館専属の修復家クシェジェンスキー氏に師事し、ルーブル美術館絵画修復員として勤務。
ドラクロワ作「サルダナパールの死」(ルーブル美術館)
プリュードン作 「キリスト磔刑」(ルーブル美術館)
ルーブル宮殿天井画 ブロンデル作等
フランス国立美術館連合(文化省管轄)に所属中の仕事として –
ブルボン宮殿(国会議事堂)ドラクロワ壁画(油彩)修復
リモージュ国立博物館天井画
ノートルダム・ド・クリニャンクール寺院 ミッシェル・デュマ作壁画修復
帰国、「鎌倉美術修復工房」設立(2014年 鎌倉絵画修復工房に名称変更)
1992
主にウィルデンシュタイン財団(東京)所蔵品を修復
1998
小山敬三賞修復部門賞受賞
1999
野村文化財団 美術賞 (海外研修助成を授与。)
2000
ニューヨーク大学電子顕微鏡コース研修
2001
ベルリン国立博物館ラトゲン研究所
ドイツ政府産業科学研究所(BAN)研修 天然・合成樹脂の分析研究」をテーマに研究
・IIC[The international Institute for Conservation of Historic and Artistic Works]
国際文化財科学保存会議学会)会員
・文化財保存修復学会会員
●修復歴35年以上。修復した作品2,000点以上。
ルーベンス、ドラクロワ、ピカソ、クリムト、ルノワール、モネ、クールベ、ギュスターヴ・モロー、ムンク、シャガール、アンディー・ウォーホル、黒田清輝、岸田劉生、藤田嗣治、岡田三郎助、梅原龍三郎、藤島武二 etc.
|英語講師 小野瀬 聡美 (オノセサトミ)
|(客員化学講師)飯塚雅彦(イイヅカ マサヒコ)
1959
東京大学教養学部入学
1960
東京大学薬学部進学
1963
同大学同学部卒業
1965
同大学大学院化学系製薬化学専門課程修士課程卒業
1965
東レ株式会社入社。基礎研究室勤務。
1985
住友電工、東レ、住友ベークライト、通産省、郵政省の管轄の下にある
(財)基盤技術研究促進センター・㈱バイオマテリアル研究所所長
|写真講師 竹下耕史(タケシタ コウシ)
1982
渡仏
写真家 田原桂一氏に師事
1995
イズム95東京国際写真ビエンナーレ展(東京都写真美術館) 佳作賞
フォト ギャラリー インターナショナルで個展
東京都写真美術館
フランス国立図書館
パリ市立写真美術館
などに作品収蔵
日本写真家辞典
ウイキペディアに記載
|修復の化学・絵画材料学・古典技法講師 今村友宣(イマムラ トモノブ)
1997
明治大学理工学部応用化学科 卒業
2002~2003
フィレンツェで14~17世紀の絵画技法を研究
油彩画を高橋亮馬氏に、黄金背景テンペラ画を石原靖夫氏に学ぶ
アメリカ・テキサス州生まれ。
上智大学史学科卒業。
現在三菱一号館美術館に勤務。