旧ペベオ絵画修復エデュケーション・センター





本場ルーブル美術館で培った修復技術を習得できる絵画修復の学校
絵画修復エデュケーション・センター
フランスで著名な絵具会社・ペベオ社と、ルーブル美術館で培った優れた絵画修復技術を持つ鎌倉絵画修復工房が、2011年より「ペベオ絵画修復エデュケーション・センター」を開校して参りました。
そして当初の予定通り2020年4月からは9年間の運営実績の後、「ペベオ絵画修復エデュケーション・センター」は絵画修復家・加賀優記子氏が直轄運営する学校となり、その名称も「絵画修復エデュケーション・センター」に改称となりました。
当校は、「修復家になる」という事を真摯に目指す方の、最高の学びの場である事を目指しています。
このため当校は、他大学、他修復学校より断然多くの修復実習をこなします。
そして国内で最も低い授業料でありながら、卒業し立派な修復家として一歩を踏み出せるよう、「実際の現場仕事」に対応する力を養い、「世界に通用する本場の技術」を習得するため、根本的な知識を化学的・理論的に理解させ、しかし頭だけで理解するのではなく、様々な材料を駆使して手と体に覚え込ませる実践授業を行います。
授業内容は、大変高度で密度の濃いカリキュラムを、毎回組んで行っています。
授業の中には、修復に特化した化学、貴重な英語文献精読、基礎的な日本画(技法及び修復)実践講義、毎週高度で実践的な油彩画修復の理論・実技を学び、3年間の在籍中には各自少なくとも5~6点以上を実習します。(+研修生制度の中では年間複数の修復ケースを体験します。)
加えてアトリエ内では、実際のプロの修復仕事を見聞することが出来、これは当校の大きな特色でもあります。そして最高学年の研修生では、場合により、実際に修復のアルバイトが出来る機会もあるかもしれません。(もちろんこれは依頼主の許可を得た場合のみであり、またその方の技量の状況にもよります。)
尚、当校卒業生である講師により、世界で最も権威の高いコートールド・インスティチュートなどでの授業内容についての講義も開催されます。これも大変素晴らしい機会かと思います。
★3年間分のカリキュラムを履修され、課題を完全に且つ正確に終了した方に対しては、卒業証書を授与します。(3年間という「時間の経過」ではなく、正しく課題を終了できたと講師が認定した方。)
★3年間の卒業後にさらに研修生制度(2年)を設置、卒業後もより強固なサポート体制を充実させました。この研修期間終了後に、口頭試問、実技認定試験を行って合格されれば、「修復者としての認定証」を発行します。そして修復工房独立・開業に向けてのアドバイス、サポートなどを行います。
★1~3年生の授業は、原則リモートで行われています。(研修生については、希望者には対面での授業も、状況に依り、行われています。)
この取り組みは、「修復に必要な知識をロスタイム無く」同時に徹底的に全員が集中して学び取れること、そしてリモート授業であっても、各個人の手元に修復の材料と修復するべき作品が届けられ、充実した学びができるシステムとなっており、現在大変好評を博しています。
作業時は、PCリモート画面に加え、スマホLINEアプリなどを活用して生徒と講師が一対一で取り組める状況となっていますので、修復箇所のディテールも確認でき、効率よく学んで行く事ができます。
当学校は土曜日、日曜に(学年によって土日のどちらか)月3~4回のリモート授業(希望者は対面授業も可能。)でのカリキュラムを組んでいますので、通学時間を気にする必要が無く、遠方の方でも学ぶことが出来ます。また平日お勤めの社会人、学生の方でも入学が可能です。
最新情報
●2025年度生の募集は定員に達しました。
学校見学希望の方は土曜日・日曜日のリモート授業または対面授業に参加可能です。
●2025年6月
当校からコートールド・インスティチュートに入学、現在ケンブリッジ大学大学院 で学ばれている竹村香子さんによる、オンライン講座 「コートールド・美術研究所絵画保存修復科授業について」を開催致します。
世界で最も権威ある修復研修期間であるコートールド・インスティチュートでの学習内容を聴くことの出来る大変貴重な機会です。外部からの参加も受け付けます。日時は決定次第追ってお知らせを致します。
● 参加希望の方は、インスタグラムkaiga_syufuku_edu 迄メッセージして下さい。
(受付開始5月1日)
●2024年1月13・14日 日本画特別講義が開催されます。
●2021年12月25・26日 リモートにて日本画特別講義が開催されます。
●2020年7月 7日 「加賀優記子先生がプレシャス8月号に掲載されました。
●2020年4月25日 5月9日よりネット配信授業で新学期スタートします
ネット配信授業中は、授業料を減額致します。
●2020年4月25日 ぶらり途中下車の旅で当センターが再放映されました。
●2020年2月 1日 「ペベオ絵画修復エデュケーション・センターは、
「絵画修復 エデュケーション・センター」と改称となります。

